住宅防音サッシ

for Next Generation
防衛施設周辺住宅防音事業 第II工法・外郭防音工事用 玄関ドア

住宅防音サッシの特徴

◇住宅防音サッシとは、防衛省助成工事の一貫で、対称地区域別に分かれている工法に基き、その仕様に適合した窓のことです。
◇特徴としましては、一般的に使用されている住宅用の窓よりも、遮音効果の優れた性能を備えています。
◇住宅防音サッシには必ず防衛省適合防音建具のステッカーが貼られています。

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見てわかる特徴

■ 住宅防音サッシ

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・ハンドルはキャスト素材が標準でグレモン機構
・ハンドルが外障子側にある障子そのものを引寄せる機構になり、障子同士の隙間を無くします。

■ 一般サッシ

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・ハンドルは樹脂素材が標準でクレセント機構
・ハンドルは内障子側にある障子の引寄せ力は小さい

商品紹介(防衛省認定アルミサッシ)

◇商品名:

SH-RⅠ ・・・Ⅰ工法用(引違い窓各種・嵌殺し窓)

SH-RⅡ ・・・Ⅱ工法用(引違い窓各種・嵌殺し窓)

SH防音Ⅱ型 ・・・Ⅰ工法用(ドア各種)

SH防音Ⅲ型 ・・・Ⅱ工法用(ドア各種)

MTG70 ・・・飾り窓(片開き・内倒し・辷出し窓)

※各種段窓もご用意しています。

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工法別商品紹介(Ⅰ工法・Ⅱ工法の違い)

■ SH-RⅠ 第I工法(2ハンドル)

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<2ハンドル-6点締り>

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■ SH-RⅡ 第II工法(1ハンドル)

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<1ハンドル-3点締り>

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性能紹介

◇性能:

耐風圧性能:S‐5(2400Pa)

水密性能:W‐5(500Pa)

遮音性能:第Ⅰ工法仕様,第Ⅱ工法仕様

断熱性能:H‐1,H‐2(断熱性能は複層時のみ)

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◇ガラス種類について

工事で使用できるガラスは単板ガラスと複層ガラスの2種があります。
既存ガラスの同様のガラス種類で工事が基本ですが、オプションとして
単板ガラスを複層ガラスへ変更も可能です。

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◇複層ガラスのメリット

単板ガラスより断熱性能が向上し、室内の温度が外部へ逃げにくくなり、エアコンの効果が高まります。それにより電気代節約にもつながります。

機構紹介

◇機構:

引違い窓各種につきましては、全てグレモン機構となっています。
ハンドルを閉めると、連動されているロッド棒が上下に伸び、外障子全体を引き寄せ、気密材に密着する機構となっています。

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商品オプションの紹介 (SH-RⅠ , Ⅱ他)

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※標準色はSLC,BCになります。※部品色はサッシ色に合せ、様々なオプション部品をご用意しています。3種類ご用意しております。

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◆窓格子は現状取付けてあります格子の意匠に近い意匠の格子を新しく付け替えます。

防音サッシ取付工法比較(はつり工法・カバー工法)

◇はつり工法(前回工事と同じ工法)

イ)長所

(1)現在とほぼ同じ開口が取れる。 ※ただし空調機器の関係で形状が変わる場合がある。
(2)内壁(クロス貼替え)工事が必要となる
(3)外装吹付工事、今回施工室の南面及び北面については外壁の色合せの為、吹付工事が出来る。

ロ)短所

(1)工期が掛かる。(全体工期で約3ヶ月~4ヶ月)

◆サッシ取付の工程(1ヵ所当り)養生(1~2時間)、はつり(1日)、取付(半日)、モルタル充填(2日)、乾燥(1週間)、額縁取付(大工工事1日)、塗装工事(1日)計約15日間
その他の工事に付いては、はつり工法もカバー工法も同じです。
(2)サッシ廻りのコンクリートを約10cm内外を斫って新規窓を取付けその後モルタルの収縮による雨漏りの心配あり。(特に北側妻面)
(3)窓施工は溶接を用いるため、床等への損傷の恐れがある
(4)妻面窓の施工する場合、高所からのコンクリートの斫り片が飛散する恐れ有り、厳重な養生が必要となる
(5)埃の発生については内部養生をしても、完全に防ぐことはできない近年各過程でもパソコンが普及しており、故障の原因となる
(6)騒音については、今回2,3部屋の工事になるので騒音になり、それが長期に渡り発生するため、対策が必要となり(退避場所等)

◇カバー工法(現在の窓枠を残し、その上から施工)

イ)長所

(1)工期が短縮できる。(全体工期で約2ヶ月)サッシ取付工程(1ヶ所当り)は、約3時間
(2)騒音及び埃の発生が少ない。

ロ)短所

(1)開口が現在より狭くなる。しかし、外付けにすることにより下部の狭まりを少なくすることが出来る。

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(2)外装については、現状のままであるが室内壁(クロス貼替え等)については、理由がつけば貼替え可能な工事となる。
例)換気扇及びエアコン取付の為、穿孔工事を行う際、水を用いて行うため、現状復旧が困難な汚れ等が発生する場合。

※穿孔については、コンクリート内部の電線管を切断する恐れがある為、対応策が必要

空調工事における配管について

◇住宅防音工事では、強制給排気式換気装置を取付けることになります。
工事住居によっては壁にダクト用の穴(配管処理)を開けることが出来ない場合、サッシの一部(上部か縦部)から配管処理を行なうこともあります。

※下の写真は実際にサッシの一部から配管処理を行なった工事の事例になります。上部からの配管処理(外観)上部からの配管処理(内観)

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工事施工方法について

◇施工方法としましては、カバー工法にて工事を行います。カバー工法とは、既存の枠を残し新しい枠を上から取付けます。全てビス止めでの施工になるので安全です。

※施工方法につきましては玄関ドアも同様のカバー工法になります。

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1.既存窓の障子を撤去

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2.既存窓枠に新規枠取付用下地をセット(ビス止メ)

(既存と下地の間にはグラスウールを敷き詰めます。)

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3.新規枠を取付け(ビス止メ)

<サンプル写真>

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◆実際の工事では写真のように、既存枠と新規枠の隙間に吸音材(グラスウール)を充填し大きな隙間での共鳴を抑えています

※窓種・枠種が違っていても、施工方法は変わりません。

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カバー工法参考納まり図(ネジ止枠)

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カバー工法参考納まり図(アタッチ枠)

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カバー工法参考納まり図(持出し枠)

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<取付け前後比較>

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◇施工前

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※見た目の変化はあまり無く、引寄せハンドルを設置することで、遮音効果を高めることが出来ます。(写真はⅠ工法の場合になります)

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◇施工後

商品紹介(玄関ドア)

◇外郭防音工事改修用玄関ドア
※玄関ドアは既存の状態により対象から外れる場合もあります

◇カラーバリエーション/標準・オプション部品/意匠バリエーション

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カバー工法参考納まり図(ネジ止枠)

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取付け手順(玄関ドア)

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※写真はイメージです。

施工時のお願い事

①取付作業時にはドリル音と多少の振動が発生しますが、ご協力お願いします。

②カーテンは、工事日の朝までに取り外し願います。

③窓廻りに荷物がある場合は、1m程度移動をお願いします。

④バルコニーの荷物はサッシ取付作業場所を避けて、1ヶ所に集めて下さい。

⑤サッシ周囲にシーリングが固まる迄、触らないようにご注意願います。(約1日程度)

⑥玄関ドアの工事を行うときは、玄関周りの靴等をしまって置いてください。また、靴箱の上には何もない状態にしてください。工事中にぶつかり破損する恐れがあります。

施工体制とアフターメンテナンス

◇施工体制について

工事希望日のアンケートを配布させていただきます。アンケートの結果よりお住いになられている皆様方のご都合に合わせて取付を実施致します。
日程は多少調整をさせて頂く場合がございますので、御理解の程宜しくお願い申し上げます。
工事開始前日に一度御連絡をいたしますので、お部屋の方を工事が出来る状態にお願いします。

◇アフターメンテナンスについて

製品保証期間は、施工業者様よりの商品の引き渡し日から2年間です。
部品交換(ハンドル・戸車等)は10年間取替可能とし致します。また、取付調整後サッシにアフターメンテナンス連絡先のシールを貼っております。
不具合発生時は、シールに記載の連絡先にて迅速な対応を致します。

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